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勝どき動物病院 中央区勝どき

勝どき動物病院

東京都中央区勝どき3-4-20
03-5548-1226
予約優先・急患随時

当院の歯科・口腔科の方針

様々な病気を招く恐れのある歯周病への理解を深めましょう。

将来的に歯を温存するべく、小さいころからのケアが重要です。

健常および病気に精通した獣医師による診察・治療は大切です。

※近年、ペットサロン、出張業者による無麻酔歯石除去と称するケアが獣医師歯科学会において問題となっています。

人間の歯石除去は国家資格保持者である、歯科医師もしくは歯科衛生士のみ施術が許された医療行為であります。残念ながら獣医医療においては、知識、技術水準ともに未熟である雑多な民間資格業者による危険な処置が横行しているのが現状です。

飼い主様におかれましては、人の医療でそうであるように、ペットの歯石除去は決して美容の延長ではなく、
治療という医療行為であるというご認識をお持ちになられることを強く願います。



歯石・プラーク除去

当院では口腔内の状況、性格にあわせて、全身麻酔だけでなく、ヒトの内視鏡検査時にしようされる安定剤の使用しての処置も実施しております。

全身麻酔処置:スケーリング、キュレッタージ、ポリッシング、フッ素塗布など

安定剤使用処置:スケーリングのみ

※歯石や歯肉の状態により適正の処置方法がございます。性格、年齢などによりケースバイケースですので是非一度ご相談にいらしてください。


※当院では、抜歯の必要性の判断は、プローピング検査及び歯科用デジタルレントゲンを用いて動物用歯科カルテにて評価します。現状の把握、今後の注意点をご理解ください。
 
方針としては、可能な限り抜歯はせずに、様々な保存処置を実施しています。しかしながら、評価の結果、抜歯が適当と判断した場合については、飼い主様ご了解のもと処置を実施し、客観的情報を用いて抜歯に至った理由をご説明いたします。

また、歯髄に達しないエナメル質の損傷が見受けられた場合、光重合レジン等を用いて保修します。
歯髄に達する損傷が見られた場合、レントゲン所見等を根拠に歯髄内療法を実施するかどうか慎重に判断します。

※上顎前第四臼歯の平板破折や犬歯の欠損は、骨や固すぎるおもちゃで生じることが多いため、避けましょう。
早期の発見であれば、保存療法の結果も良いです。日々のハミガキ、口腔内チェックをがんばりましょう!

※歯ブラシによる歯磨き、デンタルガムの利用など日頃のケアが非常に重要です。
口腔内衛生の管理は飼い主の責任です


MORITA ORAL-VET 3
歯科ユニット
人間の歯科ユニットメーカーによる歯科ユニット。様々な多くの機能を集約しており、安全かつ適正な治療に役立ちます。歯科レントゲン、マイクロスコープと併せ詳細な施術が可能となりました。

歯科専用レントゲン OVX-F1
動物歯科医療専用に設定されたレントゲン撮影機器です。
口外法、口内法などの撮影方法により、肉眼では診ることができない歯髄、根管の状態など精度の高い診断が可能となりました。また、歯内療法などのプロセスの確認も容易に実施できます。

超音波スケーリングシステム Varios750
バイオフィルムの破壊や歯肉縁上および歯肉縁下の歯石やプラークを超音波振動により除去します。
数種類の先端チップを使用し、歯の形状にあわせ慎重にエナメル質を傷つけないように歯の表側だけでなく、裏側も処置します。

※超音波で歯石を除去、歯周ポケットの中を清掃する際に、従来はお水を使用するのが主流でしたが、 Varios750は薬剤を用いることができるため、清掃効果が更に高まりました。

炭酸ガスレーザー
動物専用CO2レーザー手術器です。
歯肉炎、抜歯後の部位に炭酸ガスレーザーを照射することで疼痛緩和、炎症部位の早期治癒が医学的に実証されています。重度の歯周病、猫の慢性口内炎等の施術において、その他の様々な治療と組み合わせて使用します。。

歯科用抗生物質
全体の施術終了後、歯科用抗生物質軟膏を歯周ポケットに注入し炎症、感染を予防します。
※オーナーの希望があれば、非麻酔下での処置も実施いたしますが、以下の点をご理解ください。

メリット
麻酔をかけずに行なえるため、麻酔リスクにおける動物への負担が少ない。
低コストで行なえる。

デメリット
歯周病が重度、抜歯の必要性がる場合は困難(出血、痛みを伴います)麻酔下での治療が必要口腔内状況の
確認がしっかりとできない。(腫瘍等の発見ができない)
プラークなど細かい部分の除去は不可能。

歯肉ポケット、歯の裏側など完全には取りきれない。
保定時の怪我や事故が起きうる可能性。

処置の時間としては1回10~20分です。忍耐力を考えますとこれくらいが限界です(性格による)
そのため1回の処置では取りきれない場合も多いです。その場合1~2週間毎に処置を行ないます。
また歯茎が腫れている場合は処置後、抗生剤や消炎剤の処方が必要な場合もあります。

口を触られるのを嫌がる子は実施できません。
口腔内の状況により麻酔下での歯科処置をお勧めすることもあります。
基本的に非麻酔下での処置はメンテナンスとお考えください。



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勝どき 動物病院 中央区


診察時間:
9時30分~13時
16時~19時

予約診療:
日曜・祝日 
9時30分~12時 

休診:木曜

03-5548ー1226

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